『全日本写真連盟 協力』

動物写真家 前川貴行先生の

インドネシア領カリマンタン島

「オランウータン」撮影ツアー

2026年9月19日〜9月24日

世界最大のオランウータン生息地、「タンジュン・プテイン国立公園」へ

 

今回のツアーの舞台となるのは、インドネシア領・カリマンタン州に位置する「タンジュン・プテイン国立公園」です。 ここは、広大な熱帯雨林と湿地に覆われた野生動物の楽園であり、約5,000頭ものオランウータンが暮らす世界最大の生息地として知られています。

ツアーでは、この雄大なジャングルを貸切船で進みながら、水際や木々の上に現れる野生動物たちを狙います。 狙うのはオランウータンだけではありません。ユニークな表情で人気のテングザルをはじめとする計8種のサルたちや、熱帯特有の極彩色の鳥たちなど、シャッターチャンスは尽きません。

この国立公園での撮影経験が豊富な前川貴行先生の確かなナビゲートのもと、ただ観光するだけでは決して立ち入れない、剥き出しの自然と生命の美しさに迫るディープな撮影をお楽しみいただけます。

動物写真家

前川 貴行

私立和光高等学校卒業後、エンジニアとしてコンピューター関連会社に勤務した後、26歳の頃から独学で写真を始める。97年より動物写真家・田中光常氏の助手をつとめ、2000年よりフリーの動物写真家としての活動を開始。日本、北米、アフリカ、アジア、そして近年は中米、オセアニアにもそのフィールドを広げ、野生動物の生きる姿をテーマに撮影に取り組み、雑誌、写真集、写真展など、多くのメディアでその作品を発表している。

「森の人」オランウータン

 

マレー語で「森の人」を意味するオランウータンは、一生のほとんどを高い樹上で過ごす非常に知能の高い類人猿であり、全身を覆う赤褐色の長い毛はジャングルの木漏れ日の中で見事な保護色となるほか、成熟したオスに見られる「フランジ」と呼ばれる顔のひだは強さの象徴として大きな声を共鳴させる役割を持ち、道具を巧みに操って果実を食べたり木の枝で毎晩新しい寝床を作ったりする高い学習能力を有していますが、現在はアブラヤシ農園の開発による森林破壊などで絶滅の危機に瀕しており、彼らが食べた果実の種を運ぶことで森を再生させる「森の造園家」としての重要な役割を守るためにも、タンジュン・プテイン国立公園のような聖域での保護と観察が極めて重要となっています。

「カニ取りの名手」カニクイサル

東南アジアの熱帯雨林や沿岸部のマングローブ湿地に広く適応しているカニクイサルは、その名の通り海岸線でカニや貝類を捕らえて食べる珍しい習性を持つ一方で、実際には果実や昆虫、爬虫類など何でも口にする雑食性で森の生態系において重要な役割を担っており、数十頭の社会性豊かな群れを形成して樹上と水辺を自在に行き来するだけでなく、泳ぎが非常に得意で危険を察知すると川に飛び込んで逃げることもできるなど、タンジュン・プテイン国立公園でのボート移動中にも水際で活発に活動する姿を頻繁に目にすることができる、ボルネオの水辺を象徴する野生動物の一つです。

タンジュン・プテイン国立公園

インドネシアのカリマンタン島に位置するタンジュン・プテイン国立公園は、広大な熱帯雨林と湿地帯が広がる野生動物の宝庫であり、約5,000頭のオランウータンが暮らす世界最大の生息地として知られるほか、マングローブの林を住処とするテングザルやカニクイサルといった8種の霊長類、さらには極彩色の熱帯鳥類など多種多様な生命が息づく聖域となっており、セコニール川をゆったりと進む貸切船での移動そのものが水辺に現れる野生動物を狙う絶好の撮影プラットフォームとなるだけでなく、夜にはレンジャー同行のジャングル散策で昼間とは異なる表情を見せる動植物に出会えるなど、手つかずの自然の息吹を五感で体感できる貴重なフィールドです。

スケジュール